2012年4月22日日曜日

Titanium SDK 2.0.1でImageViewのバグが解消した様子

Titanium Studioも2.0.1にバージョンアップし、Titanium SDKも2.0.1.GA2のアップデートが来たので、ImageViewのバグがどのように変化しているのか、さっそく試してみました。ついでに、Xcodeも4.3.2を入れての組み合わせです。開発中のiPhoneアプリは、ソースコードなどを全く直さず、Titanium SDKとして、1.8.2を2.0.1.GA2に変更しただけです。

 

まずは、シミュレータでの動作確認。ここは前から問題なしだったので、そのまま通ると予想しました。確かに、動作としては問題なく表示されていました。ただし、コンソールにはワーニングがいくつも出ました。Titanium SDKが仕様変更されていて、直さなければならない箇所があるようです。あとで詳しく調べて、きっちり修正しましょう。

続いて、実機での確認です。ここもXcodeが4.3.2に変わっただけで、設定などは以前と同じです。Ad-Hocでアーカイブを作成し、iTunesでiPhoneに転送しました。ドキドキの動作確認ですが、まったく問題ありませんでした。今までだと、画面を何度も回転させると、ImageViewは何とか正常に表示されたのですが、一緒に表示するLabelの位置が変になっていました。以前はすぐに症状が出ましたが、かなり操作しても出ませんでした。どうやら直っているようです。

LabelもImageViewと同じ対策をすれば、前のSDKでも解決できたかも知れません。しかし、症状が出ている状態で、Titanium SDK 2.0.1.GA2での動作を確認したかったのです。直っていることを期待して、作成中のアプリで確かめたかったというわけです。

Titanium SDK 2.0では、描画関係に大きなメスが入れられたようで、根本的に改良されたのでしょう。それによって、一連のバグが直ったと思われます。今まで頑張って見付けた対策も、もしかしたら必要ないかも知れません。その辺も、あとで調べる必要があります。とりあえず、症状が消えたことで、安心しました。もっと本格的なテストは必要ですが、たぶん大丈夫でしょう。Titanium Mobileを避ける大きな理由が消えて、凄く嬉しいです。

 

Xcodeのみでの開発も、少しずつ勉強を進めています。Objective-Cでの開発も覚えておいて損はないでしょうから、このまま続けます。Titanium Mobileで作成中の3つめのアプリを、同じ形で作ろうと進行中です。まあ、保険という意味も少しはあります。もう必要なさそうですけどね。とりあえず、最初のWindowを表示しTableViewを動かす部分までは作りました。

Objective-Cを使って気付いたのは、Titanium Mobileでの作りやすさです。あらためて実感しました。まだObjective-Cに慣れてないという点もありますが、それを差し引いても、JavaScriptで気軽にさくさく作れる点は大きな魅力です。私自身、JavaScriptはブラウザ用に数行程度しか使ったことがなく、Titanium Mobileで本格的に勉強を始めました。ほとんど知識がなかったのですが、意外に早く作れるようになりました。やはりスクリプト言語の威力は凄いです。それに比べるとObjective-Cは、JavaやCを使ったときのような注意深さが必要です。

 

簡単なテストだけでしたが、Titanium SDK 2.0.1.GA2ではImageViewおよびアニメーション関連のバグが解消したようで、大きな懸念が取り払われました。2.0.1がどんどん使われ、安定した状態になるのを大いに期待してます。次のアプリも、Titanium Mobileで開発することになるでしょう。めでたし、めでたし。

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